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購入して5年、山にもツーリングにも絶対連れていく。「Peak Design TRAVEL TRIPOD 」長期レビュー

Peak Design TRAVEL TRIPOD カーボンを語る

※僕が愛用しているのはカーボンモデルですが、この三脚の本質である『収納性』や『ギミック』はアルミモデルも共通です。5年使い倒した経験で、この三脚がなぜ手放せないのかを解説します。

どうもこんにちは!!写真で食ってる限界プロカメラマンのひげおです。

今日はPeak Designの「TRAVEL TRIPOD」のレビューです。
三脚の選び方」の記事でもちょっとだけ紹介しました。

購入して5年。山に、ツーリングに、仕事現場に、ありとあらゆる場所に連れて行きました。そろそろちゃんと書いておこうと思います。

Peak Designってどんなブランド?

Peak Design

サンフランシスコ発のカメラアクセサリーブランド。ストラップやバッグ、三脚など、カメラ周りのギアを展開しています。

今でこそ銀座に直営店があって日本語サイトもあって普通に買えますが、僕が購入した当時は英語サイトしかなくて個人輸入しました。今ほど円安じゃなかったのでだいぶ安く買えた記憶があります。

Peak Design JAPAN

Peak Design TRIPODのラインナップ

現在は3種類展開されています。

モデル素材重量特徴
トラベル トライポッド アルミニウムアルミ1.56kg価格を抑えたエントリーモデル
トラベル トライポッド カーボンカーボン1.27kg軽量・高剛性のスタンダードモデル(筆者使用)
プロ トライポッド(各サイズ)カーボン剛性・高さを強化した上位シリーズ
300gの差は山登りでは缶コーヒー1本分以上の負担軽減になります。

僕が使っているのはTRAVEL TRIPODのカーボンです。購入当時はカーボンとアルミの2種類のみの構成でしたが、今はさらに選択肢が増えています。予算と用途で選んでください。

なぜTRAVEL TRIPOD カーボンを選んだか

アルミではなくカーボンにしたのか。
最初からアウトドアでの使用を想定していたので、軽さ重視でカーボン一択でした。

仕事ではGITZOとハスキーが主力なので、プライベートや出先でのサブとして機動性を優先した結果これになりました。

5年使って良かったところ

収納サイズが異常にコンパクト

これが全ての始まり。収納時の長さが約39cmで、リュックのサイドポケットに入ります。

山に登るときはそのままザックに入れて持っていけます。ツーリングのときはバイクのフレームに結束バンドで輪っかを作ってそれにカラビナで引っ掛けて固定していました。ブラブラしてましたが高速を走っても外れたことは一度もないです。

バイクに固定した三脚

伸ばすと意外にしっかり使える

収納状態からは想像できないくらい伸びます。みぞおち近くまで伸ばして星空撮影もしています。これだけ軽くてこのサイズになるのに、長時間露光に耐えてくれます。

Peak Design TRAVEL TRIPOD を使用して撮影
Peak Design TRAVEL TRIPOD を使用して撮影

夜桜もこんな感じで撮れます。

夜桜
Xiaomi14Ultra Peak Design TRAVEL TRIPOD を使用して撮影

5年使っても機能は劣化していない

傷は相当あります。それだけハードに使ってきたということで、逆に愛着があります。でも機能として壊れたことはないです。5年間一度も「使えなくなった」場面はありませんでした。

正直な弱点

物撮りには向かない

どんなにロックしてもかっちり固定はされません。気づかないうちに微妙に動いている可能性があります。

ジッツォのように「1mmも1ピクセルも動きません」という安心感は微塵もないです。機動性優先の三脚なので、軽い分どうしても安定感に欠ける。商品撮影のような精度が求められる用途には使っていません。

ボール雲台は水平を取るのに時間がかかる

慣れの問題もあるとは思いますが、アングルを決めた後ネジ式のロックを締め込んで掛けると若干動きます。

普段使いにはそんなに問題ないですが、水平垂直を厳密に合わせたい撮影には向いていないです。

クイックリリースのロックが固まって外れなくなったことがある

銀座の直営店に持ち込んで外してもらいました。その際に言われたのが「ネジ式のロックは軽く締めるだけで大丈夫。ぎちぎちに締めると固着する」とのこと。

Peak Design TRAVEL TRIPOD のクイックリリースマウントとヘッド固定ロックの説明

このロック部分の話です。締めすぎ注意。

ちなみにクイックリリースはアルカスイス規格なので、Peak Design純正のプレート以外にも他社のアルカスイス対応プレートがそのまま使えます。すでにアルカスイス規格のプレートを持っている人はそのまま流用できます。

付属の六角レンチをよくなくす

カチッとしっかり収納されてると思いきや山で落としたことがあります。なきゃないで困るので、純正の「ツールキット」を別途購入することになります。アウトドアに行くときは最初から外しておいた方が安心です。買うとまぁまぁします。

こんな人に向いている

  • 登山・ハイキングに三脚を持っていきたい人
  • 旅行や街撮りで気軽に使いたい人
  • 星空・夜景を撮りたい人
  • 荷物を最小限にしたい人

こんな人には向いていない

  • 商品撮影など、精度が必要な撮影をする人
  • スタジオや室内での物撮りメイン
  • 三脚をメイン機材として本格的に使いたい人

オプションも紹介

ツールキット(TT-HW-BT-1 六角レンチをなくしがちな人は一緒に買っておくのが正解です。買うと意外に高いです。

ユニバーサルヘッドアダプター(TT-AD-5-150-1 他社の雲台を取り付けられるアダプターです。こちらは購入検討中なので、使ってみたらまた追記します。

まとめ

TRAVEL TRIPOD PRO
Peak Design TRAVEL TRIPOD
SSC SCORE
【7.5】
  • おしゃれ
  • 小さく軽いので持ち運ぶのに困らない
  • 堅牢
  • 安定感はあまりない
  • 付属のレンチがいつの間にか無くなってることがある
  • ロックが不安定

軽さと携帯性は満点。安定感と、少しロックが不安な点で削って7.5です。

5年使い続けて、プライベートでは完全にエース三脚になりました。

仕事での主力はGITZOとハスキーですが、山に行くときも遠出のときもこれを選んでいます。軽さと収納サイズのバランスで他に選択肢がない。仕事で使うときももちろんあります。

弱点も正直に書きましたが、使う目的さえ合っていれば文句なしの三脚です。

独学に限界を感じているなら、一度プロの思考に触れてみるのが近道です。

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