広告

山でカメラをすぐ出せる安心感。Peak Design CAPTUREを8年使い続けている理由

Peak Design CAPTUREとは

なんかたまにザックの肩紐にカメラ固定してる人いるけどアレなんなの!?のアレの話です。

どうもこんにちは!AIに仕事を取られて山ばかり登ってる限界プロカメラマンの"ひげお"です!

僕は20年以上、写真撮影の業界で働いてきました。

今回はPeak Designのレビュー記事です。CAPTUREという製品で、ザックにカメラを固定できるクリップ。僕はこれを8年使っています。

登山でカメラを持っていく人には全力でおすすめしたい製品なので、良いところも悪いところも正直に書いていきます。

山で「あ、今だ」って時にカメラがバッグの中にある絶望

谷川岳の稜線と雲海を望む
谷川岳だったかな?

山を歩いていると、ふとした瞬間に「うぅぅわっ、これ撮りたい」ってなることがあります。

雲の切れ間から光が差してきたり、稜線に出た瞬間の景色だったり。どれも数秒で消えます。

なのにカメラはバッグの中。

ザックを下ろして、ファスナーを開けて、カメラを取り出して…ってやってる間に全部終わってる。「さっきの光、すごかったな…」って。

これは本当に悔しい。

じゃあ最初からカメラを出しておけばいいじゃんって思うでしょ?実際、ストラップで首から下げている人は山でもよく見かけます。

でもこれ、やった人ならわかると思いますが一日山行すると首がマジで死にます。

カメラとレンズの重さが全部首にかかるわけだから、下山する頃には肩こりどころの話じゃない。岩場やハシゴではブラブラ揺れて邪魔だし、ガツガツぶつけるリスクもある。

つまり、バッグにしまうと撮れない。首から下げると体がやられる。

この両方を解決してくれたのが、Peak Design CAPTUREでした。

Peak Design CAPTURE V3(ピークデザイン キャプチャー)の全体像。ザックのハーネスに取り付けるカメラ固定クリップ。

CAPTUREとは何か

CAPTUREはザックのショルダーハーネスやベルトにクリップ式で取り付ける、カメラの固定システムです。

仕組みはシンプル。カメラの底面にアルカスイス互換のプレートを付けて、ハーネスに固定したベースにカチッとはめ込むだけ。外す時はボタンを押しながらスッと引き抜きます。

要するに「カメラをザックの胸元に固定して、いつでも一瞬で取り出せる」ってやつです。

荷重はザックのハーネスに分散されるので、首へのダメージはゼロ。両手も完全に空きます。

登山でこれがどれだけありがたいかは、一度使えばすぐわかります。

現行ラインナップ

現行モデルはCAPTURE V3。僕が持っているのもこれです。2018年に買ったから、8年選手です。

僕が買った当時はカラーはブラックとシルバーの2色展開。性能差はなくて完全に見た目の好みだけでした。でも現行モデルはなんと5色展開!!オーシャンがちょっとほしいです!

V2からの変化としては、全体がスリムになって軽量化されたのが一番大きいみたいです。あとはプレートのロック機構が改善されているとのこと。僕はV2を触ったことがないので比較はできませんが、V3で不便を感じたことは特にありません。

8年使って良かったところ

ショルダーハーネスへの取り付けと使用感

僕はザックの左ショルダーハーネス、胸の辺りにCAPTUREを付けています。

ザックの左ショルダーハーネスに取り付けたPeak Design CAPTUREのベースプレート。手回しネジで固定している状態。

手でハーネスを挟み込むだけ。一度付けたら基本そのまま。ザックを変えない限り付け替えることもないです。現行モデルは六角で締め込めるロングボルトがついてるようです。

実際に山で使うとわかりますが、カメラの出し入れが本当に速い。立ち止まってボタン押して引き抜くだけだから、2秒もかかりません。戻す時もプレートをスライドさせてカチッとはめるだけ。

歩いている時のブレや揺れも気にならないレベルです。ロック機構があるので不意に外れる心配もない。

※手で挟むだけと言いましたし、実際に僕は手でネジを締め込んでますが、かなり硬いです!!!特に女性はきついかもしれません!そんな時は六角で締めれるロングボルトを使いましょう。僕みたいな買った時はそんなオプションなかったけど??と言う方はこちらから買えます!

両手が空く安心感

登山中に両手が空いているのって、快適さの話じゃなくて安全の話でもあります。

岩場やハシゴ、急な斜面で両手が使えるかどうかは結構大きい。ストラップだとカメラを片手で押さえながら登ることになりますが、CAPTUREならカメラはハーネスに固定されてるから完全にフリーハンド。

そして荷重が首じゃなくてザックに分散されるので、一日歩いても首が痛くならない。これ地味なんですけど、翌日のダメージが全然違います。

雪山登山でPeak Design CAPTUREを使用。不安定な足場でも両手が空き、安全にカメラを携行できる。
不安定な場所でもCAPTUREをつけてると安定します。

70-200のレンズ台座との組み合わせ

これは本来の使い方とはちょっと違うんですが、ロケの時に70-200をレンズ台座ごとCAPTUREにぶら下げて、交換レンズとして持ち歩いたことがあります。

ボディには別のレンズを付けて撮影しつつ、交換したい時にCAPTUREからサッと外して付け替える。レンズ台座のアルカスイス互換プレートがそのままCAPTUREに使えるから成立する技です。

正直1回しかやってないんですけどねw こういう応用ができるのはアルカスイス規格の強みだと思います。

TRAVEL TRIPODのプレートとの互換性

これはPeak Designユーザーならではの恩恵です。

僕はTravel Tripodも使っていて、CAPTUREのプレート(PL-5)をそのまま三脚にも使い回しています。つまりカメラに付けるプレートは1枚でいい。

CAPTUREから外して三脚に載せる。三脚から外してCAPTUREに戻す。この運用がシームレスにできます。

プレートを何枚も管理しなくていいのは、荷物を減らしたい登山では結構大事なポイント。

三脚とキャプチャーを揃えると、プレートを付け替える手間がゼロになります。この『システムの統一』こそがPeak Designの真価です。

正直な弱点

プレートが緩む問題

8年使ってきて一番気になっている点が強いて言えばこれ。

プレートをカメラにしっかり締めたつもりでも、使っているうちに少しずつ緩んでくることがあります。特に三脚を使う時に力がかかると、カメラがクルッと回ってしまう。

「ガチガチに締めたはずなのに回る」っていうのは、結構焦ります。

ちなみに以前書いたTravel Tripodのレビュー記事で、ロック機構が固着してプレートが外れなくなったことがありました。あの時はこのプレートの緩みグセを覚えていたから、カメラ本体だけぐりぐり回して回収できたんですよね。怪我の功名というか、弱点に助けられた珍しいパターンです。

対策としては、定期的にプレートの締まりをチェックするしかない。出発前と休憩のたびにキュッと締め直す。これはもう習慣にしてしまうのがおすすめです。

こんな人に向いている・向いていない

向いている人

  • 登山やハイキングでカメラを持っていく人
  • 歩きながらスナップを撮りたい人
  • ストラップの首への負担に悩んでいる人
  • Peak Designの三脚やプレートを既に持っている人

向いていない人

  • カメラを持ち出すのが街歩き中心の人(正直ストラップで十分)
  • ザックを使わない撮影スタイルの人
  • ザンギエフみたいな首をしてる人

SSCレビューカード

Peak Design CAPTURE v3
Peak Design CAPTURE v3
SSC SCORE
【8.0】
  • 移動中に両手が開く
  • 素早く構えることができる
  • PeakDesignにしては価格がギリ許せる
  • 取り付け取り外しが重労働
  • 街中ではちょっと浮く
  • 価格がやっぱりギリPeakDesign

独学に限界を感じているなら、一度プロの思考に触れてみるのが近道です。

-Peak Design
-, ,