前編ではそもそもレンズの性能とはなんぞやという話でした。今回は前編で得たレンズの性能の知識を使って、買うべき交換レンズの選び方、また、おすすめ交換レンズの紹介もあります。
交換レンズを追加購入するときの考え方
撮りたいものから考える
例えば、標準ズームレンズがついてるレンズキットでカメラを購入したとして。
パターン1:なんかモヤっとする
標準ズームレンズで撮った写真のシャープさが足りない。とか、
もっと背景をボカしたい
とか思ったとして。
となるわけです。
パターン2:運動会を撮影してみた
子供の運動会を標準ズームレンズで撮影したけど
迫力が出ない!自分の子供が目立たない。どこにいるかわからない!!撮ったけどブレブレ!
こんな感じでレンズ沼に無数に沈んであるレンズの中から自分に必要なレンズのスペックをだいたい決めておきます。
レンズの選び方の絶対条件
これを外すと使えない条件があります。それはレンズマウント
レンズマウントとは
レンズマウントとはレンズとカメラの結合部の形状のことです。当然、合ってないとレンズは装着できません。
カメラのマウントに合わせてレンズを買わなければいけません。自分のカメラのマウントの確認はWEBサイトやカタログでできます。
主なカメラマウントを載せておきます。
主なレンズマウント一覧
もうすでにパナソニックのGシリーズとフジのGマウントで危なくないですかw
EマウントとEFマウントとかも危うい
ちなみにパナソニックのLマウントはライカのLマウントと互換性があるものもあるようです。(全部使えるかはわかりませんでした)
マウントは間違えると結構大変ですが、
基本的にはボディと"同じメーカーの同じシリーズのレンズを買う"と覚えておけば
そんなに間違える事はないはずです。
正直、マウント間違えて買っちゃったって人は聞いた事はないです。
あえて違うパターンを買う人はいますが。僕ですが。
マウントアダプターというのもある
マウントアダプターとは、異なるアダプターのレンズとボディが装着できるようにマウントを変換してくれるパーツのこと
管理人ひげおの例で言うと、ライカのLマウントのレンズをSONYのEマウントに変換して使ってます。
そんな神アイテムにも思えるマウントアダプターですがデメリットもあります。
マウントアダプターのデメリット
組み合わせによっても違いますが、一番多いデメリットはオートフォーカスが使えなくなります。マニュアルでピントを合わせて撮影することになります。
※マウントアダプターによってはオートフォーカスが使えるものもあるけど精度やスピードが遅かったりしてまぁあんまり使えないです。
中級者以上向けの話でした。
交換レンズの選び方まとめ
最終的には予算なんですよね。
これこそがレンズ沼です。
おすすめ交換レンズ
一応、今回のこの記事は「ミラーレス一眼入門」から続いてるシリーズなのでミラーレス一眼のおすすめレンズです。
プロを目指してる人におすすめな交換レンズ まずはこれ!(プロつってもいろいろあるけど)
50mmの明るいレンズ。具体的にはF値が2以下の50mmの単焦点。高いよ!
SONYミラーレス
SONY Eマウント
CANONミラーレス
CANON RFマウント
CANONのレンズ
フォクトレンダーは各マウントでレンズを作ってます。マニュアルフォーカスのレンズです。
NIKONミラーレス
NIKON Zマウント
NIKONのレンズ
フォクトレンダーは各マウントでレンズを作ってます。マニュアルフォーカスのレンズです。
運動会とかピアノの発表会とか近づけない撮影の時はこれ!
大事なのは焦点距離。できれば200mm以上が欲しい!でも高い!ちょっと優しめでこれならってところを探してみました。
画質は落ちるかもだけど大きく撮りたい
SONYミラーレス
SONY Eマウント
CANONミラーレス
CANON RFマウント
NIKONミラーレス
NIKON Zマウント
タムロン製レンズ
なんでも撮れるようにしておきたい人におすすめ交換レンズ
標準ズームレンズの紹介
SONYミラーレス
SONY Eマウント
シグマ製レンズ
CANONミラーレス
CANON RFマウント
NIKONミラーレス
NIKON Zマウント
プロレベルの写真が撮りたい方やECサイトの担当の方におすすめサービスの紹介
どなたでもプロレベルの写真が目指せる商品撮影の写真講座の紹介です。
ECサイト運営の方はプロに頼んだ方がいいけど自分で撮れるようになっておくのも大事かと。
ただ単に美しい写真を撮れるようになる。ではなく、切り抜き写真はこうやって撮ったほうが切り抜き作業が楽。
みたいなプロが現場で学んできたことが学べるのでとってもお勧めです。